【 酒田TOCによせて 】

「会社を良くするために社長だけがセミナーを受ける。結果、社員との格差が出てしまう。

そんなバカ社長がいるんですよね」

あるトークセッションの会場で耳にした司会者の自虐ネタに「あぁぁ、それ自分もだ😨」

と、衝撃を受けたのは酒田市にある縫製会社の社長さんです。

総勢70名の社員全員にTOCセミナーを受けさせたい!

そんな社長の思いを受け馳せ参じて参りました。

今回は、どんなキッカケづくりのお手伝いができるのか!?

70個のキッカケや如何に😊

TOCって私の仕事の役に立つんですか?】

今回は、年代が20代〜年配の方までと年齢層が広く、女性と男性が8:2の割合で、スタッフの中には外国人の方もいらっしゃいます。

普段から研修を受けることはほとんどなく、ミーティングなどはほとんど行われず、まして全員でセミナーを受講するのは初めての試みで、社長は最後までたどり着けるのか心配なご様子でした。

まずは、緊迫した雰囲気崩しのため恒例の指示100&指示ゼロゲームから入りました。

指示100ゲーム からの 指示ゼロゲーム

若干、緊張はほぐれたものの、TOCやMQ会計の講義が始まると

「テ、TOC???」

「エ、MQ会計???」

一気にサーっと引いて行くかのような音が会場に響き渡ります。

スタッフの中には、外国人の方もいらっしゃいます。もちろん殊更???状態です。

しかし、不思議なことに決して否定しているようには見えないのです。

さて、70人が10チームに分かれてゲーム開始。

普段、仕事をしている部門ごとでのチーム編成ではないため

恥ずかしいのか声かけもままならず、

なかなか呼吸も合わず、

しまいには記録係が記帳を終える前にゲームを進めてしまう場面も^^;

決算は、慣れない数字の計算や電卓操作に必死で余裕などなく

「これやって、わたしの縫製の仕事でミシンダダダーの、何か変わるの? 何故、これやるの?」

と、小声で訴えてくる外国人スタッフの方がいらっしゃいました。

しかし、大事なのはココです😊

《何故、これやるの?》

やはり、丸々否定しているわけではないようです。

なぜなら、彼女の様子を見ている限りでは、自分が今やっているTOCゲームと自分の普段の仕事の繋がりを探っているように思えるからです。

【繋げちゃったらこっちのもん】

「なんということでしょう!」

昨日とは打って変わり、遠慮なく声を掛け合い、遅い人に合わせた上での教えあい、

更に、

休憩タイムには「fm比率何とだった?」と会話をしながら、数字が語る第2ゲームと第3ゲームの違いを読み解き「会社が好くなった」と、成果を喜びあっています。

会社、いぐ(良く)なってんだのぉ

そんな中、なかなかゲームが終わらないチームがありました。

・・・何故か?

それは、ゲーム上の現場と自分が担当する普段の現場とを置き換えて考えながらゲームをしているからです。

次の業務フロー作成の作業が楽しみになってきました。

【自分ごとで捉える】

いよいよ、普段の部門ごとに分かれて業務フローを作成するチーム9つと、部門長が集まって会社フローを作成するチーム1つで、各々の根本問題探しが始まりました。

フロー作成中の社長の行動パターンあるあるは、

潔く会場から姿を消すパターン。

そわそわしながら、会場中あっちに行ったり、こっちに行ったりしながらも、結局は行き場を見つけられず会場の片隅におさまるパターン。

こちらの社長は後者型😊 先代達が祀られた神棚の下にて・・・

会社フローチームでは、社長が働き過ぎる事が根本原因くさい!と、今までの想いを吐き出すかのように全ての工程に《社長の仕事》と、付箋紙が貼られていきます。

そこで、ひとつ問いかけてみました。

「その問題が解決したら儲かりますか?」

「いやっ、儲かりませんっ‼️」

それは何故ですか?

「わたしたちは何もわかっていないから‼️」

と、ひとりの部門長さんが断言されました。

続けて話をきいてみると、根本原因らしきものがドロっと吐露っと😊

そこで、もう一度質問。「その問題が解決したら儲かりますか?」

「はいっ‼️」

コンマ2秒の即答!

 

根本問題から見えてきた制約条件らしきものは《情報の共有》と《教育》と、《複雑に絡まってしまっている思考》のように思われます。

それらを開放する事ができれば、改善への循環が始まるキッカケになるのではないかと思いました。

また、

「あなたがダメなんじゃないわけ!ボトルネックという位置がある。と、いう事がわかったんだから、全体のためにどうするかでしょ!」

「会社のためにどうするかでしょ!」

と、時折、感情が表に出てしまう。業務フローチームの発表での熱い意見交換です。

《自分の環境を好くにする事が、自分たちの環境を好くする事に繋がり、果ては自分達の会社を好くする事に繋がる》

と、ゲームや決算を通して直観的に捉えておられるのだと思いました。

現場においても、情報の共有や業務全体の流れの確認など、全員が《自分と全体》を把握し共有することができれば、改善への循環が始まるキッカケになるのではないかと思いました。

社長さんから部門長さんへの想い、

部門長さんから班長さんへの想い、

班長さんからスタッフさんへの想い

70人それぞれの想いをきいていると、全て連鎖しています。

初日、MQ会計とは何じゃらほい? 私の仕事の役に立つんですか? 何か変わるの? 何故、これやるの?

参加させられた感満々だった70個の 何故? が、

《業務フロー最高!》《他の事でも考えてみようと思いました》《自分ごととして考えることは大事なんだと思いました》などなど

70個のキッカケとして、皆さんの思いとして、感想文にありました😊

TOC(制約条件の理論)は科学】

物理学者のゴールドラット博士が唱えた TOC(制約条件の理論)は、時、場所、人、物、お金、思いなどなど、それらを選ばず、つながりの解明をしてくれる科学だと思います。

社員全員が自分ごとで捉えて科学を駆使する。それを継続する。

改善につながる気満々になりませんか😊

と、インストのわたし達がよい学びをいただいた現場でした😊

【 人 ってすごいっ!! 】

 

科学では解明できない ヒト そのものついては、またいつか書いてみたいと思います😊

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投稿者プロフィール

kanomama
kanomama
(株)ソフトパワー研究所認定 TOCジュニアインストラクター
教育のためのTOC 国際認定資格
美活脳®ジュニアナビゲーター(マイストーリーナビゲーター)
夢新聞認定講師(伝でん夢師)
(㈱)たくらみ屋認定タクラミスト
合同会社 KANO 業務執行社員